【スタッフY子・「モチベーションアップは必要ない？」 】

「モチベーションアップは必要ない？」


どうにもやる気が起きずに焦ったり、
漠然と不安を感じたりすることってありませんか？

みなさまからのメールでも、
「理由はよくわからない不安」「漠然とした不安」
に襲われている方がいます。


これ、別な言い方だと、こうなります。


「何が不安かがわからない」から不安になる。



自分が何に対して不安なのか、なぜ不安なのか？

これがはっきりしないことによって、
余計に不安が増幅されてくるわけです。


自分の気持ちがわからなくなっていくのは、
やっぱり大きな動揺や混乱にもつながります。


でも、ちょっと待ってください。


先ず先に、なぜそのような漠然とした不安が起きてくるのか？
それを見つめて答えを探してみましょう。

なぜ、いつから、何に対して、どんな感じ（感情）が起きるのか？
どんな場面で、誰に対して、その不安は強いのか？


つまり、漠然とした不安を無理なく「具体化」していくわけです。


この「具体化」のプロセスに、最も有効なもの。
それが「その時の感情を言語化していく」という方法です。

つまり「具体化」というのは「言語化のプロセス」といえるのです。


非常に重要なことなので、もう一度書きます。



●不安を具体化する＝感情を言語化する＝不安が解消し前向きになる


例えば・・・言葉にしてみましょう。

「自分の将来について漠然とした不安があります」
↓
「今の仕事で自分がこのままやっていけるか自信がありません」
↓
「失敗した時に周囲の否定的な態度に居たたまれない気持ちになります」
↓
「失敗して注意されると、自分は最低の人間だと思ってしまいます」
↓
「なにか会社で自分だけが失敗ばかりしているような気になります」
↓
「ただ、よく見ると、社内には心配してくれる人もいます」
↓
「自分は今まで一人で抱え込んで、一人相撲を取っていたかもしれません」
↓
「周囲の人たちに自分でコミュニケーションを取ろうと思います」
↓
「最近気が少し楽になり、周囲も仕事も以前より見えるようになりました」
↓
「以前よりも失敗を怖がらず、前向きな気持ちが出てきました」



こうして自分自身を語るのです。
すると、周囲の状況や自分の内面が具体化されていきます。


結果として、精神的な安定と前向きな姿勢が戻ってきます。
だから、無理やりなモチベーションアップは必要ありません。


言葉にできなくても、
ノートに自分の漠然とした不安を書いてみることもとてもいいことです。

このワークは、「理由はよくわからない不安」「漠然とした不安」
が少しずつ軽減されて、浄化につながるのです。

自分の内面から少しずつ浄化していきましょうね♪


では次回のハッピーエッセイも
お楽しみに♪☆★☆





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