【私が今世でやりとげるべき私の天命を教えてください】Tさん（男性）

▼相談内容

私が今世でやりとげるべき私の天命を教えてください。
私には、普通の一般論みたいなことではなく、
私にしかできない何か特別な事がある
気がしてならないのです。
先生には、ご多忙なところ申し訳ありませんがよろしくおねがいします。






▼アドバイス内容

【守護霊】 立派な僧侶
【オーラ】 紫色


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長い間、順番をお待たせしてしまい失礼しました。
それでは、ご質問について、お答えします。

あなたの先の人生について、使命的なものがあるのではと感じ、
どう進んでいけばよいかの疑問を抱いていらっしゃるのですね。

人間として生き、生きていることに意味を求めたとき、
どうして「この世」に自分が生きているのか、
自分には特別な使命があるのではないか...と考えてしまうことは、
まともな人ならば誰しも、
あなたのように真剣に考えるときがやってきます。

また、今回のような今までに例のないような災害が起こったりすると、
普段そのように考えない人も
「いったい何のために生かされているのだろう？」と考える機会を用意されるのです。

まず、あなたが「今世でやり遂げるべき天命」を私にご質問なさっておられます。
そして、「普通の一般論みたいなもの」ではない何かを私にお求めになっておられるようですが、
逆に私はあなたに「普通の一般論」とは何か？をお聞きしてみたいのです。

大変失礼なことを告げるようで申し訳ないのですが、「この世の全ての人」が、自分自身にしか
できない「課題」を「あの世」から持ってこられているのです。
あなたにしかできないことは、あなたの周りに山ほどあるのです。

あなたが「この世」に来られている理由をご存じでしょうか？
もし、ご存じならば、あなたは「自分の天命を教えて欲しい」
などとはおっしゃらないはずなのです。
また、「自分にしかできない特別なことがあるのではないか？」
とはお考えにならないはずです。

あなたの人生に対して前向きで真剣である姿勢は、私にはとてもよく伝わっております。
そして、あなたが真面目で心熱い方であることも、よく存じております。
だからこと、今回は真実を知って頂き、今後の人生をよりよくするために適切な方向で考えて
頂きたいと思います。

なぜ、「この世」に自分が生まれてきたのか、最初にこのことについて正確にご理解ください。
その話をしてから、あなたの事と重ね合わせて、あなたの人生を考えていきましょう。
この話は私の魂の記憶にもある真実として述べるもので、あなたのいう「普通の一般論みたいな
もの」ではございません。

あなたが現在、生きている「この世」に生まれて来た理由、そして、亡くなってから後に行く
「あの世」のお話をご理解いただければ、あなたが「今世」で何をしなくてはならないのか、
考えればわかるはずだからです。

まず、あなたは「この世」に生を受け、生まれてこられました。
小さい頃から現在に至るまで、色々な出来事が起こり、その出来事を通して様々な「経験」をし、
「経験」から受ける「喜怒哀楽の感情」（←感情が動くことすべて「感動」と呼びます）を受け、
これまで生きてこられたことと思います。
また今後さらに、あなたの命ある限り、「この世」で様々な「経験」を続け、「感動」を味わい、
生きていかれることになります。

「人は死んでしまえばそれですべて終わり...」というような意見もよく聞くことがありますが、
私の魂の記憶から申しましても、そのようなことはございません。
残念ながら現在の科学レベルでは証明は出来ませんが、死んでも終わりではないのです。

幸か不幸か、人間は亡くなってしまった後にも、
状況として変化するのは「肉体が無くなる」程度で、
その他の状況は、今と大して変化することはございません。
いろんな感情を抱いたりする「気持ち」の部分は、
そのまま死後も変わらず存在いたします。

つまり、「肉体」は死んで滅びても、
私たちの「心」はそのままであり、「心」まで死ぬことはないのですね。
「心」のことを「魂」とも呼ばれ、霊学術的には「霊体」と呼ばれます。

余談ですが、「肉体」と「霊体」を結びつけているのが、「幽体」と呼ばれるエネルギーであり、
「肉体」に沿って熱を感知し映し出すサーモグラフィーのように光り、
オーラとしてあらわれています。
ここでお伝えしているオーラとは、「霊体」のエネルギーの輝きであり、
魂の現在の状態を表します。
「霊体」と「幽体」にはオーラ（エネルギー）は存在しますが、「肉体」には存在しません。

さて、話を戻しますが、「あの世」の存在を私の魂の記憶と申しましたのは、
私には今世の「この世」の記憶もさることながら、
「この世」に生まれ来るまでの状態が記憶に残っているからです。
これは、霊的な表現を用いると「消し忘れ」とも呼ばれる現象で、
霊的能力をお持ちの人々には、
私の人のような方も大勢いらっしゃいます。
亡くなって後の自分の「心」の状態は、
今と何ら変わらない状態で「あの世」に行くことになるのです。

そこで考えていただきたい点、人は何のためにこの世に生まれてくるのでしょうか？
それは、人間は誰しも魂の状態を磨くために、「あの世」から「この世」の「現世界」に生まれてきます。

しかも、自分の魂を磨きレベルアップさせるため、「この世」で自分が経験し学ぶための「課題」を
「あの世」で自ら考え計画し携えてきて、「この世」に生まれてきています。
それは自分の魂のステージを高めるためであり、あなたの現在での日々の生活で起こっている状態も、
実はあなたが「あの世」で自分の魂を研くために計画して持ってきた人生の「課題」なのです。

この「現世界」において、自らが持ってきた「課題」を通して様々な「経験」をし、その「経験」から
得られる「感動（喜怒哀楽の深さ）」を心に深く刻みつけることにより、魂を磨きあげられ、
あなた自身の魂がステージアップすることができるのです。

それではどうして、魂をステージアップをする必要があるのでしょうか？
それは、誰しも亡くなってから行く「あの世」は「幽界」と呼ばれ、厳しい階層の差別界になっており、
自分の魂とまったく同じステージレベルの魂が集まっている...、そのような場所となっています。
簡単にいうと、あなた自身とほぼ同じコピーのような人が溢れている世界、そのように考えてください。
人生において、「経験」してきた内容、「感動」の深さ、心のありようがほぼ一緒である魂の集まりです。
その中に、あなたは死後、行くこととなるのです。

また、「この世」では、身体の奥底で考えている人の心の内容は、外からは見ることが出来ませんが、
亡くなってからは肉体が存在しないため、他人の心の中はすべて、完全に透けてみえ、他人からは
お見通しの状態となります。 肉体が存在するときは、心は肉体により包み隠された状態なのです。
また、肉体の目や耳という情報源に依存してしまうので、他人の心がみえないのです。

ですから「あの世」では、あなたは心の中の秘め事、隠し事が一切できなくなります。
いま心で思ったことも、今まで経験してきた人生の内容もすべて、他人から丸見え状態になります。
つまり、あなたがご自分と同じ階層の他人の魂を視ると同時に、その他人の魂が考えている内容や
その魂の経験してきた内容が一瞬にして理解できてしまうのです。
「この世」から考えてみると、たいへん便利そうで不便な世界ですね。

しかし所詮、自分と同レベルの魂は、自分と同等の経験や心の有り様でしかないことに気付きます。
つまり、「あの世」では、自分自身が生きてきた「現世界」での生き方を、他人を通して、
映し鏡のように自身の生き方として顧みることになります。
そのすることで、「あの世」では、自分自身の生き様を課題と照らし合わせ反省をすることとなるのです。
それは、自分の「この世」で行ってきた良いことも悪いことも両方です。
この作業を、「内観」と呼ぶのです。

ただし、「あの世」は階層の世界、自分のレベルの上層も下層も存在します。
自分のいるレベルの階層よりもはるかに上層部（サマーランドと呼ばれ定義されている場所）では、
「現世界」での非常に世の中に役の立つ「経験」や、壮大かつ偉大な強い深さの喜怒哀楽である
「感動」を積んで学んでこられた、そんな素晴らしい魂が溢れています。

そこは、人間性の出来た素晴らしい魂が集まっており、いわゆるこの世でいう「天国」を指すような、
明るく光の溢れる、楽しく素晴らしい世界となっております。
お互いの輝かしい「経験」や偉大な喜怒哀楽の「感動」のストーリーをお互いに分かち合える
からですね。 リアルな偉人伝を見てるかのようです。

「あの世」では先ほども申しましたように肉体は存在しないため、「この世」で存在する「食欲」も
なくなり、異性に対する「性欲」はおろか「睡眠欲」まで、人間の３大欲が一切なくなります。
また、物質という観念が存在しなくなるため、「現世界」でいう物欲的な「楽しみ」が存在しません。

ただ唯一、魂を向上させ、階層の上層レベルに行きたいという「魂の向上欲」だけに支配されます。


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