Y.I.さん（女性）

▼相談内容
Juan先生、初めまして。
私の才能、適職は何かという事で、アドバイスをお伺いしたいです。

現在事務職で仕事をしています。
昨年から会社の経営が悪化し、希望退職を募る事態となってしまいました。
今は何とか給料をいただいているので、会社にはしばらく残る予定でいます。
ただ、倒産した時を考えると、もう３０歳ということもあり、事務職で転職は厳しいと思います。
今のうちに、自分で独立できる様な仕事の勉強をしておきたいのです。

ただ、いざ何をするとなると、分からなくなってしまっています。
ネット等で見ても、ますます迷ってばかりです。
自分で何ができるか、わかってないからだと思います
何か才能があるならば、それを生かした仕事をしていきたいです。
私には何ができるのでしょうか？

つたない文章で申し訳ありませんが、アドバイスをよろしくお願い致します。
















































▼霊視結果アドバイス

職業のことについてのご質問ですね。
現在の情勢が不安定な世の中、いつ何処の企業が倒れるのかは未知数です。
何処の企業も今は経営悪化で、特にこの上半期はかなり厳しい予算編成を
迫られています。　希望退職も別に珍しい訳ではありませんね。

さて、倒産したときの事を考えられてのこの先を心配し考えてらっしゃいますが、
ご自分のやりたいことが今ひとつ何なのか、わからずにいらっしゃるということですね。

仕事は同じ職種でも、その企業によって社風や内容ががらりと異なるものですから、
これだっ！と決めて会社に入っても、あれ、違った？ということはよくある話です。
ここが企業のわからないところで、誰もが不安に感じるところなのです。

まず、言葉だけの問題なのでどちらでもよいのですが、貴方のいう適職というのはおそらく
「才能が活かせる自分に適している職業」という意味で用いられているのだと思います。
確かにそのように考える職業が見つかれば、それにこしたことはないのですが、
そのような職業は実は理想であり、１００％ではないことに気付かなくてはなりません。

それは、どういうことなのか？
誰もが自分の希望をもって職を探し、企業に入ってから現実を目の当たりにして、
その状態に満足できないことに納得できずに心の中で葛藤され、
悩みを持たれることが実際は多いからです。

そこで、貴方に次のように事柄を理解して頂きたいと思います。
それは、「天職」と「適職」をシッカリ区別して把握し、二つを使い分けて生活を
送られる事をお勧めしたいのです。
注意したいのは、ここでいう「適職」の定義が貴方のいうものと少々異なっております。

一般的にこの世で生存していく上でもお仕事は、非常に重要な収入源になってきます。
仕事なくしては、肉体を維持するための衣食住が満たされませんね。

まず、会社で働くことの絶対的な目的は、当然ですが「お金を得る」ことです。
貴方のいうように、その働くという行動の中に、いろいろな自分の目標や希望などが伴えば、
それに越したことはありません。

ゆえにお仕事には、「適職」と「天職」があるのです。

さて、ここでの「適職」とは、貴方が今世、生きている現世界を生きぬくために必要な職業、
つまり、現世に生きるためには、物質である貴方の肉体を維持していく必要があり、
肉体を維持するためには食料が必要で、その食料を手に入れるにはお金が必要です。

よって、「適職」とは、短的にいえば「お金を稼ぐための職業」であり、
物質界であるこの世に人間として肉体を適合させていくために必要な職業を意味します。

適合させる「適」と、職業の「職」とで「適職」と呼び、性格や能力、好みに適した職業を
指していうものではありません。
つまり、貴方が嫌いな内容や人間関係の仕事であっても、この世を生きていくためには
「適職」が必要な訳です。

また反面、「天職」とは、自分の才能が活かせる、また希望や望みなどが叶えられ、
心に満足感が得られる、魂の癒される仕事や活動を指していいます。
「魂を肥やし、活力を充実させていくための職業」であり、別に職業でなくても
これに相当します。
あえていうなら、「天」にも登る気持ちの満足感が得られる「職」とでもいいましょうか。
「天職」というものは、お金儲けが主体ではないのです。

人生においては、この「適職」と「天職」は、別々のものとして考える必要があります。

貴方を霊視させて頂いて視てとれるのは、事務職は貴方にとって「適職」ではありますが、
「天職」ではございません。
ご存じの通りで、お給料を頂くためのお仕事です。

つまり、今のお仕事がなくなったとしても、お金を稼ぐためのお仕事は「適職」として
探す必要があり、「天職」はまた別に持つ必要があるのです。
この両輪があると、「適職」でうまくいかないことがあっても、我慢料としてお給料を
受けとることができ、やり甲斐や楽しみは「天職」で充実させることが出来るのです。

貴方を霊視すると、１つの物事を責任もってシッカリやり遂げないと満足できない性格の
呉服屋の女将さんが守護霊として付いてらっしゃいます。
仕事にやり甲斐を見つけたいと思ってらっしゃるのも、その守護霊の指導力が
影響していると言えるでしょう。

そのキチッとされている性格を利用して、例えば、何か貴方の趣味を活かせるものを
扱うことでのネット商売を模擬的に始められるといいのではないかと思います。
けっこう貴方の性にあった部分があると見受けます。

こちらの職業は貴方には「天職」と成り得る職業であり、生き甲斐にされてみては
いかがでしょうか。

そして、「適職」として現在の事務職を可能な限り続けることです。
もし、余裕があれば、会計処理の資格やノウハウをシッカリ身につけておくと、
ご心配されている年齢的な制限は受けずに資格を盾に勤め先はいくらでも見つかります。

ただし、「適職」を探す際も、仕事にさほどの選り好みはしてはいけません。
働けるだけ有り難いという事実を心より感謝して、我慢料を頂くために働くのです。

今のお仕事場の環境は、貴方にとって非常によい環境だと思います。
これは、失礼ないい方になりますが、贅沢な環境で働いてらっしゃる訳です。
その事実を把握しておいてください。

そして先で仕事場を変えなくてはならない状況になった時が来たなら、その時は現状より
よくない環境になるかも知れないということを、当然の事と考えておいてください。

そして、「適職」と「天職」の両輪を今のうちに作り上げておくことをお勧めします。
「天職」の対象を身構えて職業にしなくても、単なる趣味を始めるだけでも結構です。
趣味もあるラインを超えますと、お仕事に結びつきますから。

次にお仕事が変わるときは、貴方の魂がレベルアップし、「現在のところはもう卒業ですよ」と
守護霊が導いてくださった結果なのです。
人生には変化があり、そして、その変化から新しい経験を通して喜怒哀楽を学ぶことで、
魂が鍛えられるのです。

貴方のオーラは美しい水色の輝きで満ちています。
どの様な職場でも人間関係は上手くこなしていかれますから、自分がやってみたいなと思う
お仕事なら何でも「適職」にされて構わないと思います。

繰り返しますが、「天職」と「適職」の双方を持っている必要がある意味は、
「天職」から得られる充実感をエネルギーにして、「適職」に取り組むと、
「適職」で生じるトラブルや困難は乗り越えられる…からです。
そして、「適職」を乗り越えた結果、素晴らしいご褒美、「お給料」がいただけるのです。

このサイクルは、我々が働く事から受ける悩みやストレスをなくし、恐れをなくする方法です。
お仕事は、残念なことに１つでは不平や不満がつきもの。
だから、貴方もその二つの職業を、人生の両輪として歩んでいってください。

貴方がお仕事においても充実した日々を送られることを、お祈り申し上げます。