生活するうえでマインドは必要です。
ですので、ハートを高めるといいましてもマインドが不要というわけではありません。ただ、現代人は何事もマインドで悩みすぎて、ハートで楽しめなくなっています。
子どものときのように些細な日常のことでも楽しむためには、マインドをいったん手放し、楽しさや幸せを感じ取るハートを取り戻すことで、不要な悩みや苦しみから解放されます。
自分や他人の考えが正しい・間違っているというマインド(観念)にはまり込まず、自分が楽しめているか?を感じ取ってみてください。
現代に生きる私たちは、マインドが主人となり、ハートが犠牲になっているため、自分らしさを失い、魅力を失って混乱した状態にあります。
人生を楽しむためには、ハートが主人でマインドがその家来となるのが理想です。ハートが活き活き楽しくなるためにマインドを働かせましょう。
はい、ハートが高まったとしても
ネガティブな感情を感じることはあります。
何より感じるがままに感じることができます。
どういうことかというと、一般的に人は
「ネガティブな感情を恐れている」ため
その感情から逃れようとあれこれマインドを使って、その感情を押さえ込んでいます。
しかし、そのような態度を続けていると
ハート(感情)そのものを感じることができなくなり
一種の不感症となってしまうのです。
ハートを高めると、感覚を取り戻すことができ、今まで押さえ込んでいた感情が表に出てくることがあります。それは喜びや楽しみという感情だけでなく、過去の悲しみ怒りというネガティブな感情も出てきます。
しかし、恐れることはありません。感じるがままに自分の感情を認めてあげてください。子どものときは、悲しいときは泣き、楽しいときは自然と笑顔になりましたよね。
大人になるにつれて、自分の感情を表に出すことを押さえ、ついには自分が何を感じているのか、自分がどうしたいのかさえ分からなくなってしまったのです。
ハートを高めるとは、子どものときのハートを取り戻し、恐れや怒り、悲しみの感情であっても感じるがままに自分を受け止めてあげること。そうすれば、マインドで感情を押さえ込んでいたときよりもすばやく自身の感情を手放すことができるようになります。
無意識であれ、感情は抑えると
その感情にこだわってしまい
輝かしい未来へと歩むことが難しくなります。
そうではなく、ネガティブな感情であっても、そのときにしっかりと自分の感じていることを認めてあげると、それは後々尾を引くことはありません。その場限りのあっさりとした気分で、前へと進むことができるのです。
はい、好きな人にずっと愛されたいと願うのは当然のことです。
ダメではありません。ただ、自分のハート(魂、慈愛)に従って相手のことを好きになったのであれば、相手のハートも尊重してあげてください。
「鳥かごに閉じ込める愛、羽ばたかせる愛」というテーマのメルマガにもあるように、相手をあなたに依存させ、支配(コントロール)しようとするのではなく、相手のやってみたいことを応援してあげてみてください。
閉じ込めようとする愛は鳥はそこから逃れようとして、戻ってくることはないでしょう。
そうではなく無条件の愛で包まれて
鳥かごから出してあげて、大空へと羽ばたかせた鳥は
あなたのもとに安心して戻ってきます。
これは恋愛でも同じです。
ずっと愛されたいと願うのであれば相手の自由を奪うのではなく、さらに自由を与えてみてください。相手が外へ冒険に行っている間は、相手が帰ってこないか心配ばかりするのではなく、あなた自身のハートを高めてさらに居心地のよい空間を作ってみましょう。
はい、ハートを高めると
相手が何を感じているか?が
分かるようになります。
それは、テレパシーの一種です。
なぜなら、ハート(魂、慈愛)が高まると、自分(エゴ)の枠を超えた感覚を獲得することができるからです。
集合意識とも超意識にアクセスしているともいえます。
ハートが高まると、人の喜びであれ、自分の喜びとして感じ取れるようになります。しかし、この状態が人間にとって自然の状態なのです。
古代の人はテレパシーを使えていたのですが、近代では、競争をあおり不安と欲望のマインドの渦に巻き込まれてしまってからは、ハートで感じ取ることができなくなり、テレパシーのような能力を失ってしまいました。
ただこのテレパシーはハートを高めると自然と獲得できる副産物的な能力です。
単にテレパシーを獲得して相手のココロを覗きたいという興味本位であったり、相手を貶めるための目的でハートを高めることはできません。
なぜなら、相手の弱みにつけこむ態度が
ハートを低くしてしまうからです。
相手を応援したい、もっと愛で満たしたい。そのような慈愛の気持ちがあれば自然と相手の感じていることを同じように感じ取ることができます。それがテレパシーとハートの本質なのです。
はい、こうした発想に私たちは落ちやすいのですが
マインドが悪くて、ハートが正しいという思考を
作り出しているのはマインドなのです。
ハートに善・悪や運・不運、他人・自分というように何かを分ける観念はありません。ハートはただそれを味わい・感じ、体験するだけです。
あの行為は常識・非常識と自分や他人を責めるのではなく、ただただあるがままを受け入れて、味わってみましょう。「生きる」ことを非難するのではなく、楽しんでみましょう。
はい、まずはご自身が幸せを感じることから
スタートしてみてください。
もちろん、非道徳なことをオススメしているのではありません。自分が楽しむことで他人が傷つくような行為は結局は、自分も楽しめなくなってしまうものです。
そうではなく、ハートが高まることで、自分が今ワクワクとしているとき、楽しんでいるときこそ、あなたが自分らしさと魅力を発揮しているときです。
相手に尽くして、自分が楽しめていないなら
いったんそこから離れて
ご自身の楽しみを感じ取るようにしてみてください。
ハートに目覚めて、この美しい惑星で愛を育もう
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